うつ病情報館

うつ病性障害の原因・症状・診断・治療や適応障害・不安障害などの情報です。うつ病の予防回復には先ずうつ病を理解しましょう。

うつ病の原因諸説

うつ病の原因やメカニズムははっきりとはわかっていません。うつ病発症の原因やメカニズムの説明には諸説あります。生物学的仮説と心理的仮説がありますが、生物学的仮説としては、モノアミン説、MRIなどの画像診断所見に基づく説、海馬神経損傷説などがあり、モノアミン説が一般的に有力な説なっているようです。ただ、最近ではモノアミン説と逆の説としてセロトニン説が注目されています。心理的仮説としては、メランコリー親和型性格の仮説が有名ですが、近年の複雑化する社会状況などから、該当しない性格の患者が増えているそうです。

うつ病の原因:生物学的仮説

○モノアミン説:脳細胞間のモノアミンの活動レベルの低下がうつ病の原因とする説。脳内化学物質を原因とする説です。
○脳画像による説:幾つかのうつ病の脳画像診察所見で脳の形に異常(萎縮)が明らかにされていますが、その異常によるうつ病発症のメカニズムはわかっていません。
○海馬神経損傷説:幼少期の心的外傷体験が海馬の神経を損傷がうつ病の基礎になるとの説です。
○セロトニン説:うつ病になりやすい人は元々セロトニンが出にくい体質(セロトニントランスポーター遺伝子が関与)でセロトニンに対して過敏になっており、ストレスでセロトニンが過剰に分泌されることがうつ病の原因とする説です。脳内化学物質を原因とする説です。
○ストレスホルモン説:ストレスホルモン(コルチゾール)の過多がうつ病の原因とする説です。

うつ病の原因:心理的仮説

○メランコリー親和型性格:ドイツの精神科医テレンバッハの説で、秩序を重視・几帳面・生真面目・律儀・融通が利かないなどの特徴のある性格で、反復性のないうつ病になりやすい性格とされています。
○執着性格:日本の下田光造の説で、仕事熱心・几帳面・強い責任感などの特徴のある性格で、反復性うつ病もしくは躁うつ病になりやすい性格とされています。
○循環性格:ドイツのエルンスト・クレッチマーの説で、社交的で親切・温厚の反面、優柔不断で決断力が弱い性格で、躁うつ病になりやすい性格としています。

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