うつ病情報館

うつ病性障害の原因・症状・診断・治療や適応障害・不安障害などの情報です。うつ病の予防回復には先ずうつ病を理解しましょう。

産後うつ病の症状

産後うつ病は病気です。産後うつ病の症状はうつ病と同様ですが、自分ではその症状に気づかないことさえあります。出産女性の多くが経験するマタニティーブルー(マタニティブルーズ)の主な症状は、涙もろくなる・気分が落ち込む・不安感などのごく軽いうつ状態で、通常、産後2~3日後から症状が現われ始め、産後2週間前後で自然消失するのが特徴です。マタニティーブルー(マタニティブルーズ)は病気ではなく治療の必要もなく自然に治るのですが、産後うつ病に移行することがあります。産後うつ病の多くは産後2-3週間から3ヵ月の間に発症しますが、少なくとも出産後半年以内は注意が必要といわれています。放っておくと、本人の気分の落ち込みだけでなく、子育てへの悪影響や家庭内トラブルが危惧されます。特記すべきは、「母親として失格だ」などの自己評価の低下や、子どもに対する無関心から育児放棄、更には赤ちゃんを巻き込んだ自殺の考えといった最悪の事態になることさえあることです。抑うつ気分が長く続いているならば、早めに専門の病院で診察を受けて適切な治療を受けましょう。放置するほど産後うつ病の症状は悪化しますし、治療期間も長くなってしまいます。少しでも早く病院へ行く事が産後うつ病の治療には有効です。

産後うつ病の症状

出産後4週間以内に、抑うつ気分を含む複数の症状が2週間以上続いているならば、医師の診察をおすすめします。5項目以上に当てはまる場合は、うつ病が疑われます。
○抑うつ気分: ゆううつ・悲しい・希望が持てない・イライラ感が続く、何となく体が不調、強い倦怠感がある
○興味、喜びの著しい減退:育児番組を見なくなった、親族との会話が億劫、友人と話しても楽しくない
○体重減少か増加、または食欲減退か増加:食欲が湧かない、何を食べても美味しくない、つい何でも食べてしまう
○睡眠障害:赤ちゃんのことが気になって夜間よく眠れない
○精神運動静止または焦燥:何かにせき立てられるように動きまわる、体の動きが鈍くなった、口数が減ったり声が小さくなる
○易疲労感または気力の減退:ひどく疲れやすい感じ、やる気がでない
○無価値感または罪責感:自信をもてなかったり、「母親として失格」「夫に申し訳ない」など過度に自分を責める
○思考力や集中力の減退または決断困難:考えるのに時間がかかり、決断ができなくなった、家事などをこなせなくなった
○自殺念慮等:赤ちゃんを巻き込んでの死を考えるような場合は極めて重症です。

 - うつ病の症状

PC用

PC用

  関連記事