うつ病情報館

うつ病性障害の原因・症状・診断・治療や適応障害・不安障害などの情報です。うつ病の予防回復には先ずうつ病を理解しましょう。

うつ病の治療・薬物療法

うつ病の治療は、先ず薬を飲んで十分休むことです。うつ病とは脳の神経伝達機能に変調(脳内の神経伝達物質の欠乏)をきたした状態と考えられており、うつ病の治療は精神療法よりも薬物治療を優先するのが一般的で、抗うつ薬を中心に抗不安薬や睡眠薬などを併用する薬物治療が基本になります。
うつ病治療に服用する抗うつ薬の種類によって効き方に個人差があり、試行錯誤を繰り返して合った薬を見つけ出すことになります。抗うつ剤の処方は単剤処方が原則で、少なくとも3種類以上同時に抗うつ薬を処方するのは回避すべきといわれています。抗うつ薬の効果が現われはじめるのに1週間くらい、十分な効果が現われるのに1ヵ月くらいかかるようです。うつ病の薬治療によって、先ず身体的症状が軽くなり、続いて精神状態が上向きになって意欲がでてくることが多いようです。急に服薬を止めると再発の危険が高まるため、うつ状態が良くなっても6ヶ月以上は薬を飲み続けることになるようです。自己判断で勝手に薬の量を増やしたり減らしたり止めてはいけません。必ず担当医に相談してください。うつ病の治療を受けるときには、薬物治療の重要性を認識し、抗うつ薬の副作用などについて十分に理解し、医師に処方してもらい、服薬指示に従うことが大切です。
抗うつ薬の種類は多く、中等症までのうつ病に対してはSSRI(セロトニン再取り込み阻害薬)やSNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)などが有効で、抗うつ作用が強く、副作用が少なく、速効性があるとされています。SSRIは用量依存性は少ない(量を変えても効果の変化が少ない)性質があるため、徐々に増やすという処方では薬が身体に馴染んでしまい増量した分だけの効果増強は望めないので、原則的に単剤を最初から一定量まとめてと処方するのが適切といわれています。SSRIやSNRIでは不十分な場合は従来の三環系抗うつ薬などの薬を使用することもありますが、口渇・便秘・排尿障害などの副作用や遅効性(薬の効果がでるのが遅い)の問題があります。

 - うつ病の治療方法

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