うつ病情報館

うつ病性障害の原因・症状・診断・治療や適応障害・不安障害などの情報です。うつ病の予防回復には先ずうつ病を理解しましょう。

適応障害とは

適応障害とは、重度のストレス障害のひとつで、はっきりと確認できるストレスが原因で起こる障害です。適応障害を引き起こすストレスの原因は生活環境や社会環境の変化です。環境の変化に対して心理反応・行動反応・身体反応などさまざまなストレス反応が起こりますが、過敏に反応しすぎたり過剰に反応が持続したりすると、適応できなくなって障害が起こることがあります。ストレスへの脆弱性が発病の起因になって事が多いといわれています。適応障害がうつ病や不安障害と違う点は、適応障害は障害の原因としてのストレスが特定できますが、うつ病や不安障害はストレス要因は必須ではありません。原因になっている特定の社会的心理的ストレスがなければ適応障害は起こらないということです。適応障害の診断基準はDSM-ⅣやICD-10にもとづきますが、軽症うつ病との鑑別が難しく、治療せずに放置しているとうつ病に移行する危険性があるといわれています。適応障害の治療は、適応障害の原因になっているストレスを特定して、休職・休学などの休養によりストレスを軽減しながら薬物療法や精神療法などを行うのが一般的です。適応障害の原因となる環境の変化には、就職、独立、転居、結婚、離婚、失業、病気、事件などがあげられ、適応障害の症状は情緒面や行動面にあらわれますが、精神的症状としては抑うつ気分や不安など精神的な症状があげられ、この症状が原因になって出社拒否症・不登校・ひきこもりといった状態に陥ることもあります。五月病・四月病・九月病・年末年始症候群と呼ばれるものも適応障害と見なされています。

 - うつ病と適応障害

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