うつ病情報館

うつ病性障害の原因・症状・診断・治療や適応障害・不安障害などの情報です。うつ病の予防回復には先ずうつ病を理解しましょう。

適応障害の診断基準

適応障害とは、ストレスが原因で起こる障害ですが、適応障害の診断は難しく、DSM-IVとICD-10で診断基準がわずかに違います。DSM-Ⅳの診断基準をベースに適応障害を定義すると、適応障害とは、ストレスの原因が明確で、ストレス反応が始まって3ヶ月以内に情緒面もしくは行動面に不調が現われ、うつ病や不安障害の診断基準を満たさず、ストレス原因が消えてから6ヶ月以内に不調が消えている、となります。また、症状の持続が6ヶ月以内の適応障害を急性適応障害、継続的なストレスが続いている状況で6ヶ月以上症状が持続している適応障害を慢性適応障害と呼びます。ストレス原因がなくなったにもかかわらず6ヶ月以上症状が持続する場合は、他ストレス障害(PTSD、分類不能の重度のストレス障害)や特定不能の不安障害などを考慮する必要があるとされていますが、ICD10では、遷延性抑うつ反応は最長2年間持続するとされています。

適応障害の診断基準(DSM-IV)

○はっきりと確認できる大きなストレス、また継続的反復的なストレスが発症の原因。
○そのストレスを受けてから3ヶ月以内(ICD10では1ヶ月以内)に情緒面また行動面の不調として症状が現われる。
○不安障害やうつ病(気分障害)などの診断基準に該当しない。
○ストレスが死別反応(親しい人との死別)によるものではない。
○発症原因となるストレスが排除されてから半年以内に症状が軽快し不調が消えている。

 - うつ病と適応障害

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