うつ病情報館

うつ病性障害の原因・症状・診断・治療や適応障害・不安障害などの情報です。うつ病の予防回復には先ずうつ病を理解しましょう。

適応障害の症状

ストレスが原因で起こる適応障害の症状は、情緒面と行動面に現われます。適応障害の症状としては、抑うつ気分・不安症状などの情緒的症状や、不眠・食欲不振といった身体的症状が多いのですが、適応障害の症状の進行によっては問題行動を起こす場合もあります。青年期や小児期においては、行為障害・夜尿症・指しゃぶりなどの退行現象が現れたりします。社会生活・仕事・勉強などに支障をきたして、生活機能が低下したり業績や学力が低下したり、場合によっては就業や就学自体が不可能になる場合もあります。 DSM-Ⅳでは適応障害の主な症状は、現われる心身の症状によって6つに分類されています。

適応障害の症状の分類(DSM-Ⅳ)

○抑うつ気分を伴う適応障害の症状:抑うつ感・無気力感・絶望感・悲哀・悲嘆などの気分症状が優勢。涙もろくなったり、発作的に泣き叫んだりすることもあります。
○不安を伴う適応障害の症状:漠然とした不安・神経過敏・心配・否定的な概念・いらいらなどの気分症状が優勢。これら症状が不合理であると本人は気づいています。
○行為の障害を伴う適応障害:ストレスを被った後に行為の著しい変化を示し、問題行動・人の権利の障害・社会規範や規則に対する違反行為などに対しての懸念・やましさ・自責の念が少なくなり、それら異常行動を起こしてしまうことが優勢。(無断欠席・無謀運転・喧嘩・万引き・過剰飲酒・今まで破ったことのない規則を破るなど)
○情緒と行為の混合した障害を伴う適応障害:「行為の障害を伴う適応障害」にある異常行動に起こした後に後悔・自責の念・心配・恐怖といった感情を持つものの、その後、再び同様の行動を繰り返してしまう状態です。
○身体的愁訴を伴う適応障害:疲労感・頭痛・腰背部痛・感冒様症状・不眠・摂食障害・動悸・ふるえなどの身体的症状が優勢。
○特定不能の適応障害:「行為の障害を伴う適応障害」にある異常行動は示さないものの、従来と違う特別な行動がある場合の状態です。社会的ひきこもりが優勢。(人との接触を避けて引きこもる・仕事の停滞・長時間1人でいる・電話や手紙に返答しないなど)

 - うつ病と適応障害

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