うつ病情報館

うつ病性障害の原因・症状・診断・治療や適応障害・不安障害などの情報です。うつ病の予防回復には先ずうつ病を理解しましょう。

全般性不安障害

全般性不安障害(GAD)とは、漠然とした慢性的な不安感で精神的身体的症状を伴う不安障害のひとつです。全般性不安障害(GAD)は、他の不安障害やうつ病を併発する可能性が高く、他の不安障害やうつ病が発症するベース(基盤)となる不安障害と考えられています。全般性不安障害(GAD)の不安の原因は特定のものに限定されず、とりたてての理由や原因がない漠然とした不安感で、自分ではその感情をコントロールできません。次々と出てくる不安や心配の対象は身の回りの日常的な出来事であったり、大きな事故や犯罪に巻き込まれるかもしれないといった根拠のない大きな不安や心配だったりします。全般性不安障害の症状としては、ソワソワした落ち着かない気分やイライラ感といった精神症状や、頭痛・肩こり・不眠・動悸・頻脈・息切れ・口渇・冷や汗・めまい・震えといった身体症状です。全般性不安障害の治療は、カウンセリングなどの精神療法と薬物療法の併用です。認知行動療法は全般性不安障害の治療として効果的といわれています。身体的症状を強く感じることが多いため内科を受診することが多いようです。全般性不安障害の診断基準(DSM-Ⅳ)はおよそ次のとおりです。チェックしてみて当てはまる場合は、精神科か心療内科など専門医に相談することをおすすめします。

全般性不安障害の診断基準(DSM-Ⅳ)

○仕事や学業などの多数の出来事または活動についての過剰な不安と心配を感じている状態が6ヶ月以上続いている。
○不安や心配がない日よりある日のほうが多い。
○不安や心配を自分でコントロールすることが難しいと感じている。
○不安や心配は、次の症状のうち3つ以上の症状を伴っている。
・そわそわと落ち着かない、緊張してしまう、過敏になってしまう
・疲れやすい
・集中できない、心が空白になってしまう
・刺激に対して過敏に反応してしまう
・頭痛や肩こりなど筋肉が緊張している
・眠れない、または熟睡した感じがない

※全般性不安障害(GAD):Generalized Anxiety Disorder
※従来の不安神経症と呼ばれた病態は、DMSの診断基準によって全般性不安障害(GAD)かパニック障害に診断されます。

 - うつ病と不安障害

PC用

PC用

  関連記事