うつ病情報館

うつ病性障害の原因・症状・診断・治療や適応障害・不安障害などの情報です。うつ病の予防回復には先ずうつ病を理解しましょう。

躁うつ病の躁状態の特徴

躁の症状の度合いによって躁状態と軽躁状態に分けられます。躁状態では社会活動や人間関係に著しい障害を生じて入院を必要とするほど重篤な状態ですが、軽躁状態はそこまでには至らずに社会的・職業的機能には影響がない程度とされいます。躁状態の病態を伴う躁うつ病がⅠ型双極性障害で、軽躁状態を病態を伴う躁うつ病がⅡ型双極性障害です。重度の躁うつ病であるⅠ型双極性障害では、社会的悦脱行動が目立ち、躁状態のときに自分が躁状態であるという認識がなく、自覚ができないことによる悪循環が生まれます。それよりも軽度の躁うつ病のⅡ型双極性障害では、軽躁状態のときに自分が躁であるという認識ができる人もいますが、本人はむしろ絶好調と思っていて、気分が良いため気が付いてもあまり気にしないことが殆どで、家族や周囲の人に迷惑をかけてしまったり、自己中心的で尊大になるため対人関係の問題など十分困るような事も起こりがちです。
躁うつ病の躁の特徴としては、興奮・高揚した気分・大声で話す・多幸感・自己中心的・要求が多い・情動不安定・誇大性・我慢できないなどですが、悪化すると支離滅裂な会話・判断力の欠如・金銭感覚の欠落・無秩序・妄想・幻覚などの症状が現われてきます。軽躁状態では、気分の高揚感があり上機嫌で自制が可能です。悪化すると易怒的躁状態になり、怒りっぽくなり、些細なことで感情的になり、不機嫌で、自制が困難になります。更に悪化すると解体的躁状態になり、興奮・誇大妄想・支離滅裂といった状態で自制は不可能になります。躁状態または軽躁状態のときはエネルギーに満ちた状態ともいえるのですが、エネルギーが枯渇すると抑うつ状態に陥ります。躁状態または軽躁状態にある躁病相が激しく長いほどうつ病相は辛く長くなります。

躁うつ病の躁状態のチェックポイント

抑うつのない通常の気分と明らかに違って、気分が異常に高揚している状態が1週間以上(軽い躁では最低4日間)続いて、その期間に次の7つ中3つ以上に当てはまったら、躁うつ病の可能性があります。
・ 自分は偉くて、何でもできる人間だと感じる
・ 睡眠時間が短いのに、疲れたと感じない、またはよく眠れたと感じる
・ 普段よりおしゃべりになる
・ 次から次にいろいろな考えが頭の中にあふれてくる
・ やりたいことがいろいろあり、やり始めてもひとつの事が続けられないなど、重要でない又は関係ない刺激に次々と反応する
・ 職場や学校、家庭内で活発になり、自分は絶好調だと感じている
・ あまり深く考えずに、好ましくない結果になる可能性が高い行動に熱中する(買い漁り・馬鹿げた投資・性的無分別など)

 - うつ病と躁うつ病

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